ルフトハンザカーゴのMD-11F型機の『D-ALCI』が現地時間2021年1月28日に退役しました。
当初の計画では、2020年にMD-11型機を全機退役させ、不足スペースは同社が出資しているアエロロジックの貨物スペースを活用しながら、順次B777Fに更新する計画でしたが、新型コロナウイルスの影響により貨物需要が急増したことを受け、同機種の退役時期を延期としています。
今回1機が退役したことにより、残るは4機(D-ALCA、D-ALCC、D-ALCD、D-ALCK)となります。現在までに同社より正式な退役スケジュールは公表されていませんが、退役プログラムが再開されたことにより、長らく同社で活躍した3発機の終わりが徐々に近づいています。
なお先日退役した『D-ALCI』は、新たにユナイテッド・パーセル・サービスに活躍の場を移しています。Photo : Lufthansa