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ドイツ政府専用機の完全な内装を備えるACJ350-900XWBの塗装が完了 1号機とは微妙なデザインの差

ドイツ政府が政府専用機として導入を予定するACJ350-900XWBの2号機『10+01』の塗装が完了したことが確認されています。

同政府は、3機のACJ350-900XWBを導入することを決定しており、既に初号機『10 + 03』は2020年8月に初号機を受領済みとなっており、同機を管理するドイツ空軍は受領して以降多くの訓練を重ね、2021年1月4日から初号機が政府専用機として運用が可能になったことを明らかにし、既に政府閣僚の移動などに使用されています。

初号機は、運用を急ぐために暫定的な内装仕様となっていることから、今回ペイントが完了した2号機と3号機は完全な政府専用機仕様としてルフトハンザテクニックが改装を手掛けています。なお2号機、3号機が導入されると今回の1号機が完全な内装に改修されることから初号機の登録番号は『10 + 03』、2号機は『10+01』、3号機は『10+02』となっています。

また2号機は、初号機とデザインが複数個所で変更されているのがわかっており、「Bundesrepublik Deutschland」(ドイツの正式名称)、「Luftwaffe」(ドイツ空軍)の字体が変更されたほか、ウイングレッドには全面に国旗が描かれています。Photo : Lufthansa Technik

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