チェコ・プラハの裁判所は、チェコ航空が破産に至ったことを発表しました。
負債総額は、8200万ドル(約90億円)とみられており、新型コロナウイルの影響により経営状況が悪化したことが主因となります。
同社は、保有機材数を縮小し、先月には従業員に対し解雇通知をするなどして経営再建に向けた動きも見せていましたが、航空需要の低下に対抗できずこのような結果に至りました。なお同社は、各国のエアラインのように政府援助がなかったことも破産に至った大きな要因の一つとなります。
2年前には東京への直行便就航が噂され、その後両航空当局が協議を行うなどの動きもありましたが、現状のチェコ航空では就航は不可能な状態となっています。参考記事:ANT Photo :Czech Airlines