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チャイナエアライン、B747型機の引退記念フライトを完了

2021年3月20日、チャイナエアラインは、B747型機の引退記念フライトを実施し、富士山上空を周回するフライトを実施しました。

チャイナエアラインは、45年以上にわたりB747を運用していましたが、このフライトを最後に旅客便の運航を終えました。引退フライトでは、旅客機として製造された最後のB747-400型機となる「B-18215」が使用され、CI2747便として350名を乗せ、桃園空港を11:30に離陸し、富士山を上空から眺めた後に桃園空港に戻りました。
Photo : China Airlines

同社のB747-400型機は、北米・ヨーロッパ・オーストラリア路線の主力機として使用されたほか、座席数の多さを武器に高需要路線となる、日本線などのアジア域内の路線にも投入されました。なお保有する18機のB747Fに関しては、今後も運用を継続しますが、将来的にはB777Fに置き換える計画としています。

今回のフライトを実施し同社は『台湾とチャイナエアラインに貢献してくれたB747に感謝するとともに、すべての乗客が空の女王をいつまでも覚えていてくれることを願っています』とコメントしています。

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