成田空港と羽田空港は、それぞれ2021年4月より顔認証技術による新しい搭乗手続き『Face Express』を実証実験としてスタートすると発表しました。
Face Expressは、利用者が所定の手続きで顔写真を登録すると、空港でのその後の手続き（チェックイン、手荷物預け、保安検査、搭乗ゲート等）において、従来必要であった搭乗券やパスポートを提示することなく“顔パス”で通過または手続きできるようになります。
Photo : NAA
これにより、従来の煩わしい搭乗手続きがスムーズになるとともに、コンタクトレスで手続きができ接触リスクが軽減されます。成田空港と羽田空港では、4月13日より実証実験を実施し、その後いずれも7月より本格運用を開始します。
なお顔認証を用いた搭乗手続きは、航空業界においてOneIDとして認知されていますが、サービス内容について利用者が直観的に理解できるよう、新たに『FaceExpress』というサービス名称及びロゴを作成したとしています。
【成田空港】
参加航空会社：全日本空輸および日本航空（今後順次拡大予定）
機器配置場所：第１ターミナル[チェックインカウンター] C[ ゲート] 51～57A
第２ターミナル[チェックインカウンター] K[ゲート] 61～66, 71, 81～83, 91～93
【羽田空港】
対象航空会社：国際線を運航する各航空会社
機器配置場所：第3ターミナル[チェックインカウンター]D･E･G･H･I･J[ゲート]全ゲート
第2ターミナル*[チェックインカウンター]P・Q・T*現在国際線は一時閉鎖中です[ゲート]全ゲート
