ANAは、新型コロナウイルス検査結果のデジタル証明書アプリ「IATAトラベルパス」の実用化に向けた実証実験を、5月24日~6月6日の間、羽田~ホノルル・ニューヨーク線にて実施すると発表しました。
同アプリは、電子パスポートの様な役割を果たす事が想定されており、新型コロナウイルスのワクチン接種情報や検査結果などがアプリに登録されます。またアプリ内の既存パスポート情報とリンクして個人情報を安全かつ正確に管理し、当局・航空会社・個人で情報を共有できるものとなります。
今後このアプリは、当面の間海外旅行に必要不可欠なものになると考えられており、今後各社試験運用を終えると、本格的な運用に移行する見込みです。
なお実証実験に協力する利用客は、「IATAトラベルパス」アプリをダウンロードし、医療機関で検査を受けて手順となります。その後検査結果を受領し、自身の検査結果が渡航要件を満たしているかをアプリで確認し、当日空港にてアプリを提示し出発便に搭乗する流れとなります。
また協力者は、アンケートに答えると1,000マイルを獲得でいるほか、一部の医療機関で新型コロナウイルス検査費用の割引を受けることができます。
【実証実験スケジュール】
Photo : ANA