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エアアジアCEO、ワクチンによる需要の急回復を改めて確信 『終わりが見えてきた』

エアアジアのトニーフェルナンデスCEOは、ワクチンの接種が拡大するにつれて航空需要が急回復することを確信していると改めて見解を示しました。

同氏は、アメリカ、イギリス、イスラエルなど、ワクチン接種が大きく進んでいる国を見れば、日々の感染者数が大幅に減少していることと、ワクチン接種プログラムが可能な限り迅速に展開されていることに明確な相関関係があり効果があることがわかるとし、今後数ヶ月の間にV字型の回復が見込まれるとしています。


Photo : AirAsia

またエアアジアは多くの競合他社よりも早く回復すると確信しているとし、その理由として自社のビジネスの50%以上は国内のレジャーであり、ビジネス需要よりも先に回復するからとし、国内の短距離路線の低価格化は2021年の第3四半期までに回復し、国際線は2022年末までにパンデミック以前の水準に達する可能性があるとしています。

そして、デジタルトラベルパスポートやワクチンパスポートの導入・普及が進むことで、現状の中で旅行がより簡単に、より安全になるとの見解を示しています。

また本人もワクチンを接種した事を明らかにし、重要なのは、私たちが事業を展開しているすべての主要市場で、年末には人口の大部分がワクチンを接種できるようにする事であるとし、長い新型コロナウイルスの影響に終わりが見えてきたとして、ワクチンの接種により航空業界が今後回復する事を確信しているとしています。

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