成田空港 統計 航空ニュース

成田空港、2021年5月の空港運用状況を発表 国際貨物便の発着回数は5月として過去最高

 成田空港は、2021年5月の空港運用状況を発表しました。

 旅客便は昨年から改善も、依然として厳しい状況が続いていますが、国際線貨物便は好調を維持しています。

【5月の航空機発着回数】前年同月比134%の10,085回 前々年比45%
国際線旅客便:前年同月比117%の8,103回 前々年比46%
国内線旅客便:前年同月比314%の1,982回 前々年比42%
国際貨物便:前年同月比125%の4,308回※5月として過去最高 前々年比219%

【5月の航空旅客数】前年同月比368%の329,674人 前々年比9%
国際線旅客数:前年同月比212%の113,513人 前々年比4%
◆外国人旅客数(前年同月比210%の37,306人) 前々年比2%
◆日本人旅客数(前年同月比228%の26,749人) 前々年比2%
国内線旅客数:前年同月比599%の216,161人 前々年比34%
国際線通過客:前年同月比206%の49,458人 前々年比15%国際航空貨物量:前年同月比149%の205,244t※過去最高 前々年比126%

 貨物便は引き続き好調を保っており、5月として過去最高値を更新しています。旅客便に関しては、国際線は、昨年と比較すると太平洋線・アジア線で改善が見られるが水際対策の強化が続いており観光目的の入国は引き続き認められていないことから客便発着回数、旅客数ともに低水準が続いています。

 国内線は多くの地方路線が運休となった昨年5月と比較すると増便・復便により見られるが、一部地域に緊急事態宣言・まん延防止等重点措置が発せられており、依然として低水準が続いています。

成田空港の新規就航・増便まとめ※随時更新

成田空港新ターミナル建設を計画、第3滑走路供用後の将来配置図を公開

国交省、成田空港の鉄道アクセスの将来需要を調査 機能強化が必要であれば本数増へ向け対策