アリタリア航空の後継エアラインとなるItalia Trasporto Aereo S.p.A (ITA) は、アメリカ運輸省(DOT)に対して、路線申請を行ったほか、公式ホームページを開設しました。
ITAは、アリタリア航空の資産を取得し、2021年10月15日から運航を開始する予定ですが、今後のアメリカ路線については以下の日程で路線展開することが計画されており、DOTの承認を求めています。
【2021年運航開始時】ローマ～ボストン・ニューヨーク・マイアミ、ミラノ～ニューヨーク
【2022年】ローマ～ワシントン・ロサンゼルス
【2023年】ローマ～シカゴ・サンフランシスコ
今後ITAは、多くの長距離国際線をローマに集約する計画とし事業の効率化を図ります。上記路線については、9月中旬にも認可される見通しとみられ、新会社のスタートに向け準備が進んでいます。
なお同社はアリタリア航空ブランドを今後オークションで入札する意向をDOTに提出した資料で示していることから、今後アリタリアブランドが存続する可能性もあり、同社の正式な発表が待たれます。(なお全てを一新するのに時間を要するため、ブランドを取得との見方もあり）
また、公式ホームページがオープンし、予約の受付も開始しています。
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