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セブパシフィック航空のオールエコノミー仕様460席のA330-900neoが姿を現す

 セブパシフィック航空が導入を予定している同社向け初号機となるA330-900neoが塗装を終えてトゥールーズで姿を現したことが確認されています。

 同社は、オールエコノミークラス仕様のA330-900neo16機の導入する予定としており、現在保有するA330-300型機の後続機として導入します。A330-300型機は436席仕様となっていますが、A330neoは460席仕様となり、更に大量輸送が可能となり、この輸送量は大韓航空やアシアナ航空のA380の座席数よりも多い数となります。

 当初の予定では、新型コロナウイルスの影響により同型機の受領を延期するとみられていましたが、公式発表はないものの、エアアジアX向けに製造された3機を先行して受領することでエアバスと合意したとみられ、年内に初号機を受領するものとみられています。

 需要が限られるコロナ禍での就航は難しいものの、今後日本路線にも同機が投入する可能性が高いことから、日本への初飛来が待たれます。Photo : Airbus

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