FSC 航空ニュース

ガルーダインドネシア航空、破産法15条(チャプター15)を申請

 ガルーダインドネシア航空は、ニューヨークの破産裁判所に連邦破産法15条(チャプター15)の申請を行ったことが明らかになりました。

 これはIrfan Setiaputra CEOが明らかにしたもので、9月23日付けで裁判所に申請を行ったとし、今後同社は事業を継続しながら再建を目指すことになります。

 チャプター15は、外国企業がアメリカ以外の国で再建を進める期間において、アメリカの債権者による訴訟から保護し、資産を保護するものとなるほか、訴訟手続きにアメリカの経済的利害関係がある場合、アメリカと外国の裁判所の間で協力することを定めています。なお同社は2022年6月に、債権者との間で債務残高を101億ドルから51億ドルに半減させる債務再編で合意しています。

 また既に同社は、国際線ネットワークを見直す方針を示しているほか、保有機材も大幅に縮小しており、今後どのように効果的に再建を進めるのか注目となります。Photo : Airbus

ガルーダインドネシア航空、大半の国際線から撤退する可能性 日本路線にも影響が及ぶ可能性も

ガルーダインドネシア航空、11の債権者と債務再編で合意

ガルーダインドネシア航空、2022年11月1日より東京/成田~バリ/デンパサール線の運航を再開