現地時間2023年6月27日、ルフトハンザドイツ航空のブエノスアイレス発フランクフルト行きのLH511便(機材:B747-8)が1日に2度のダイバートを行うトラブルが発生しました。
1回目のダイバートは、離陸後約5時間後に発生し、急病人によるメディカルエマージェンシーとして、ブラジルのナタール空港に目的地を変更しました。
その後同機はフランクフルトに向けて再び離陸しましたが、乗務員の就労可能時間が超過することから、パリで乗務員を交代するために目的地をシャルルドゴール空港に変更し、同空港にて乗務員の交代を行い再度フランクフルトに向けて飛び立ちました。
同フライトの通常の飛行時間は、約12時間程となりまますが、2度のダイバートにより計21時間を要するフライトとなり、非常に珍しいケースとなりました。Photo : Lufthansa