現地時間2021年9月13日、エミレーツ航空のA380型機で運航するロサンゼルス発ドバイ行きのEK216便(A6-EUU)が1日に2回ダイバートを行うトラブルが発生しました。
同便はロサンゼルス離陸後、巡航高度に達した後にハドソン湾上空で急病人が発生したため、トロント・ピアソン空港にダイバートしました。その後トロント空港を離陸しましたが、同便はヒースロー空港に向けて飛行し、1日に2度違う空港に到着しました。
これまでに公式発表はされていませんが、ドバイに向かった場合は、乗務員の勤務時間の上限をオーバーするためにロンドンに寄港したとみられています。なお現在同社は、ドバイ~ロンドン間を1日5往復をA380で運航していることから、人繰りが安易であった事が考えられます。Photo : Emirates
エミレーツ航空がA380の受領時期を前倒し 今後20年間の運用を約束 なおエアバスのA380のプログラムは2021年11月に終了へ