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マリアナ政府観光局、日本市場が苦戦していること明らかに ユナイテッド航空とスカイマークと話し合いの場をもち前者にはスケジュール変更を要請

 マリアナ政府観光局は、日本市場が苦戦していること明らかにしています。

 これは同局のマネージングディレクターのChris Concepcion 氏が明らかにしたもので、円安の影響などにより、日本人旅客の回復が遅れ日本市場はかなり苦戦した状態であるとしました。

 実際に昨年12月の実績においては、日本からの到着旅客は888人、韓国は16,000人、中国は500人でり、日本市場は特に厳しい状況であるとし、ユナイテッド航空に対して、深夜到着のスケジュールではなく、日本人旅客が好むようなスケジュールに変更するよう要請しているとしています。

 なお現在日本とサイパンを結ぶ直行便は、ユナイテッド航空の東京/成田~サイパン線の週3便のみとなりますが、12月の実績からおおよその搭乗率を計算すると50%を割っているとみられます。

 マリアナ政府の支援のもと2022年9月1日から運航を開始したユナイテッド航空のサイパン線ですが、日本人旅客が占める路線なだけに、当面は大きな需要の回復は見込めないと予想されます。なお同局は運休してるスカイマークとも引き続きコンタクトをとり現状を確認し合っていることを明らかにしていますが、これ以上の情報が無いことから現在の市場動向において再開の目処はたっていないと考えるのが妥当と言えそうです。Photo : United Airlines

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