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関西エアポート、2023年度期末連結決算を発表 4期ぶりの黒字化

 関西エアポート株式会社は、2023年4月から2024年3月までの第9期会計年度連結決算において、営業収益は1,868億円、営業利益は340億円、経常利益は232億円、当期純利益は155億円を計上しました。

 当期は、航空需要が一段と回復したことや関西国際空港第1ターミナルビルの新商業施設がオープンしたこともあり、前年度と比較すると、営業収益は 87%の増加、営業損益では前期比 488 億円の増益、経常損益は489億円の増益、当期純損益では345億円の増益となり、4 期ぶりに黒字化しました。

 現在の航空需要の状況においては、前年度と比べると大きく航空需要が回復し、3空港合わせた航空機発着回数は 34.2 万回(前年度比+22%)、航空旅客数は4,413万人(前年度比+60%)となりました。国際線旅客便については、2023年4月の水際措置の終了以降、旺盛なインバウンド需要に牽引され、航空機発着回数、航空旅客数ともに大幅に増加しました。

 国内線についても3空港合わせた航空機発着回数は過去最高の前年度に次ぐ2番目の記録となりました。国際線貨物便の発着回数は前年度比 80%と前年度実績を下回ったものの、2019 年度比においては143%と依然として高水準を維持しています。Photo : Kansai Airport

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