国土交通省航空局は、2025年度予算の概算要求を公表し、中部国際空港の事業内容と要求額の詳細が明らかになっています。
【中部国際空港】要求額:19億円 うち空港整備勘定からの無利子貸付9億円
中部空港においては、24時間運用のため、開港から一度も滑走路の大規模補修を行っていないことから劣化が進行しており、早期に対応していくことが重要な課題です。
Photo : 国土交通省
令和7年度は、大規模補修時においても継続的な空港運用を可能とすること及び完全24時間運用を実現すること等を目的として、代替滑走路整備を進めます。また、航空機の安全な運航を確保するために航空保安施設の更新等を実施します。なお中部国際空港株式会社による代替滑走路事業は、2025年度~2027年度を予定しています。
◇会社事業:令和7年度は、中部国際空港株式会社により、代替滑走路整備を実施します。また、第1旅客ターミ
ナルの改修及び航空灯火LED化を引き続き推進します。Photo : 中部国際空港
中部国際空港、第2滑走路の工事着手は2025年度を目標時期に設定し2027年に供用開始へ 今後はターミナルのリニューアルも計画