中部国際空港(セントレア) 航空ニュース

国土交通省、中部国際空港の第2滑走路の着工を認可 2028年3月31日に供用開始予定

 国土交通省は、中部国際空港の代替滑走路事業に係る施設変更について、本日2025年2月17日、実施主体である中部
国際空港に対して許可しました。

 これにより、中部国際空港は代替滑走路事業の現地着工が可能となり、代替滑走路の供用により、現滑走路の大規模補修時においても継続的な空港運用が可能となることや完全24時間運用を実現できるなどの効果が期待されます。

 中部国際空港は、国際貨物便のさらなる増便に対応し、国際物流基地としての拠点性の強化を図るとともに、旅客便等の運航ニーズに柔軟に対応していくためには、メンテナンス作業時間に捉われないで発着できる完全24時間運用の実現が不可欠であることを訴えており、滑走路が2本あれば、完全24時間運用を実現することができ、深夜早朝時間帯における運航ニーズにも対応することが可能となるほか、不測の事態による滑走路閉鎖リスクの回避や、災害時におけるバックアップ機能の強化に繋がるとしていましたが、今回の認可を受けて今後滑走路が2本となり24時間化が実現することになります。

 なお代替滑走路は、長さ3,290m、幅45mとなり、2028年3月31日の供用開始を予定しています。Photo : 国交省

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