先日アメリカのLCCのスピリット航空は、1年で2度目となる日本の民事再生法に相当するチャプター11を申請し事実上の経営破綻となりましたが、ユナイテッド航空のScott Kirby CEOは、この出来事にコメントしました。
先日開催された講演会において同CEOは、運航を続けるスピリット航空は今後倒産すると予測しているとし、司会者にその理由を問われ「私は数学が得意だから」と答えました。
また同CEOは「顧客に嫌われるビジネスモデル成り立ちません。そして顧客を馬鹿にすることを前提としたビジネスモデルは成り立つはずがありません」と述べ、かつては利益を生んでいた格安航空会社のビジネスモデルは終わったとしました。
この発言の背景には、近年フルサービスキャリが低運賃の料金設定を行い集客に成功していることや、業界全体でコスト高となっていることがあるとみられており、今後ただ安いだけのLCCの持続は難しいと考えているとみられます。
アメリカに限らず近年誕生するエアラインは、エアージャパンをはじめとしてハイブリッドエアラインを名乗るケースも増えており、単純に安く狭い座席だけを提供するというビジネスモデルは、同CEOの指摘通り時代の変化と共に減っていく可能性があります。Photo : Scott Kirby
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