機材 航空ニュース

FAA、ボーイングに対し737MAXと787の耐空証明の発行を再認可

 FAA(アメリカ連邦航空局)は、ボーイングに対し737MAXと787の耐空証明の発行を再認可することを明らかにしました。

 2019年737MAXの墜落事故以降、FAAはボーイング社による737MAXの耐空証明の発行を停止し、787についても製造上の欠陥を理由に2022年に同様の決定を下しています。

 現在は耐空証明の発行をFAAが行っており、これが生産効率が上がらない要因の一つですが、FAAはボーイングの安全体制を評価し、制限下で再認可することを決定しました。 この決定によりFAAは、ボーイングと交互に週に1回耐空証明を発行する予定です。

 今回の決定は生産機数の上限の引き上げを認めるものではありませんが、FAAは「ボーイングが生産数の増加を要求した場合、FAAの現場安全検査官は、ボーイングと共同で広範囲にわたる計画と検討を行い、安全に航空機を生産できるかどうかを判断する」としており、生産機数の拡大が近いものと考えられています。

 なお同社の737MAXの生産機数は月産38機に制限された状態となっていますが、ボーイングはこれを短期的に42機、長期的には約50機まで引き上げたい考えを示しています。Photo : Boeing

ボーイング、737MAXの月産機数の上限解除に向けてFAAと準備を開始

ボーイング、777Xの認証手続きが当初想定よりも時間を要していることを明らかに 2026年の納入予定は維持

エアバスA320ファミリーの総生産機数がボーイング737ファミリーを超える見通し 2025年9月に歴史的マイルストーンに到達へ