ブリティッシュエアウェイズは、B777Xの受領時期を2026年~2028年を想定していることを明らかにしました。
当初の計画では、2022年から受領が開始される予定でしたが、B777Xの開発遅延により受領時期が大幅に遅れる見込みです。
同社は同型機において18機を確定発注、24機をオプションとする契約を締結していますが、受領が大幅に遅れることで大型機が不足することが予想され、今後他機種において追加発注を行うのか注目されています。なお現在同社が他機種のワイドボディにおいてオプションを保有しているのは、B787-10×10機、A350×52機となっています。
B777Xのローンチカスタマーとなっている各エアラインは、B777Xの開発遅延により機材計画の変更を迫られており、エミレーツ航空は当初予定していなかった分のA380の機内改装を決めたほか、ルフトハンザドイツ航空はA380の再運用を決めています。Photo : Boeing