ボーイングは、アメリカ連邦航空局(FAA)に対し777Fの航空機排出ガス規制の免除を申請しました。
この航空機排出ガス規制は、2024年2月にバイデン政権下で採択されたもので、2028年以降登録の機材で一定の燃料性能をクリアできないものは、耐空証明を取得できなくなるものとなります。
現在ボーイングは、次世代貨物機として航空機排出ガス規制をクリアする777XF(777-8F)の開発を行っていますが、旅客型の777X(777-8)の開発が遅延して現在のところ2027年の納入を予定しており、貨物型の777XFは2029年頃の納入開始が見込まれている状態となります。
このようなことから、貨物機を新規納入できない問題が発生するため、今回ボーイングは免除申請を行っています。ただライバルのエアバスがA350Fの納入を2027年内を予定していることで競争上の問題があることや、記憶に新しいUPS機の事故原因の一つとして考えられている貨物機の老朽化を後押しすることになりかねない事情もあり、今後FAAがどのような判断を下すのか注目されています。Photo : Boeing




