ターキッシュエアラインズは、同社のグローバル成長戦略の一環として、航空機リース事業への参入を検討していることがわかりました。これは現地紙などが報じたもので、戦略的拠点として、リース会社が集中するアイルランドに新会社を設立することを検討している模様です。
今回の検討は、同社が推進する事業モデル多様化の一つの柱として位置付けられています。同社会長は、航空機リース業界の極めて高い業務効率に着目しており、航空事業に比べ少ない人員で同等、あるいはそれ以上の収益を達成できる可能性があるとし、この分野が持つ高い収益性を、新たな成長のチャンスとして捉えています。
進出先として検討されているアイルランドは、国家戦略による有利な税制や強固な法的基盤(二重課税防止条約など)を背景に、世界の航空機リース市場の60%以上が集中しています。同社はこの既存の基盤を活用し、航空機リース事業における新たな収益モデルの構築を目指す考えです。
現在、ターキッシュエアラインズは約530機の航空機を保有しており、そのうち170機を自社所有しています。検討されている計画では、これらの膨大な機材リソースのうち、運航状況に応じて戦略的リースに適した機体などを新会社を通じて運用することを検討し、財務基盤のさらなる強化を目指すものとみられます。Photo : Turkish Airlines




