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ターキッシュエアラインズ、2033年までに保有機材を倍増となる800機とし就航都市数も400都市に拡大する計画を発表

 今年で創立90周年を迎えるターキッシュエアラインズは、100周年に向けた長期計画を発表しました。

 同社は、1933年に5機の航空機で事業を開始し、年内には保有機材が435機になる予定にまで成長を遂げていますが、今後10年では更に事業を拡大させる計画としています。

 今回発表された計画においては、創立100周年を迎える2023年には、保有機材を800機以上とし、就航都市数も400都市まで拡大させます。また、旅客数も年平均7%の成長率を継続させ、2023年に想定されている8500万人以上の旅客数を2033年には1億7000万人まで拡大させます。

 また2033年までに貨物輸送量を倍増させ、ターキッシュカーゴを世界の貨物輸送会社の上位3社に位置づけ、世界最大級の航空貨物ターミナルである貨物ハブのSmartISTの機能を活用する方針としています。

 そして子会社を含めた従業員数も、現在の75,000人から150,000人まで拡大させる計画で、これらの計画によりトルコ経済に貢献する方針としています。

 既に世界最大級のネットワークを構築している同社ですが、今後もそのネットワークは更に拡大することになり、利用者にとっては利便性が更に向上していくものと考えられます。また、就航都市などへの言及はありませんが、新たな日本路線等も期待したポイントとなります。Photo : Turkish Airlines

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