ジェットスター・ジャパンは、2020年夏から順次導入予定のエアバスA321neo (LR)3機の客室構成、新機能、設計などの一部仕様を決定したことを発表しました。
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新型機は、全席エコノミークラスの238席仕様となり、座席には2019年レッド・ドット・デザイン賞において最優秀エコノミークラスシートに選ばれたRecaro社BL3710を採用します。人間工学を駆使して設計され、中距離路線においても安定した座り心地を提供するとしています。
画像引用:Jetstar Japan
また、座席にはUSBポートやモバイル端末ホルダーを装備したほか、無線機内エンターテインメントの導入も検討しています。
画像引用:Jetstar Japan
ジェットスターが導入するA321LRは、機内の静粛性の向上にも貢献するCFM社の「LEAP-1A32®」エンジンを2基搭載します。同エンジンにより、現行のA321ceo型機と比較して燃費効率が約15%向上し、翼端に装着された空力装置「シャークレット」と合わせて、燃費効率をさらに向上させることが可能となります。
ジェットスター・ジャパンの片岡優 代表取締役社長は次のようにコメントしています。「当社は、ナローボディー機で現在最も航続距離が長いA321LRを日本で初めて導入する予定です。今回導入する新型機は、延伸した航続距離を活かして新たな就航地の可能性を開くとともに、お客様にさらに快適な空の旅を提供します。ジェットスター・ジャパンは、新たな成長の鍵となる本機材の導入により、これからも低運賃で快適な空の旅をより多くのお客様に提供していく所存です」
画像引用:Jetstar Japan
【座席仕様】
Recaro BL37010
座席奥行き:17.2インチ(44cm)
座席幅(肘掛け間):16.65インチ(42cm)
シートピッチ:28~39インチ (71~99cm)
※座席仕様は変更となる場合もあり
なお同機はピーチアビエーションも2020年の導入を予定しています。
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