アエロフロートロシア航空のVitaly Saveliev CEOは、今年から受領を開始したA350-900型機について、年内に受領を予定している機材を少なくとも1年~2年延期する計画であることを現地メディアTASSのインタビュー明らかにしました。
同社は、計22機のA350-900型機を発注しており、今年2月に初号機を受領し、年内には11機体制とする計画でしたが、新型コロナウイルスの影響により年内受領分となる残り10機を少なくと1年~2年延期します。
同CEOは、同機を飛ばす場所が無いとし、現在支払いなどについてエアバスと協議中であることを明らかにしています。当初の計画では、今後受領予定であった同機にて大阪/関西~モスクワ線の開設が予定されていましたが、現時点で就航時期は未定となっております。
しかしながら国産ジェット機となるスホーイスーパージェット100に関しては、予定通り導入を進めるとしており、年内に8機、来年には14機受領する予定としています。
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