2019年6月に破産手続きに入り、現在全便の運航を停止しているジェットエアウェイズは、2021年夏にも運航を再開させる計画であることが明らかになりました。
ジェットエアウェイズは、UAEを拠点とするMurari Lal Jalan 氏が率いるコンソーシアムが、ジェットエアウェイズを再建させる権利を取得しましたが、現在の計画では、当局の承認を前提として2021年夏にも運航を再開させる計画としており、将来的には運航停止以前の全てのスロットを使用するとしています。
このコンソーシアムは、ジェットエアウェイズのブランドはFSCとして維持し、デリー、ムンバイ、バンガロールを拠点として運航再開時は6機を運用する計画で、毎月1機を追加し、5年間で120機に拡大する計画としています。
競争の激しいインドの航空業界では、エアインディアが売却を目指しているほか、エアアジアインディアが撤退を検討するなど、新型コロナウイルスの影響もあり各社厳しい状況が続いていますが、果たしてジェットエアウェイズは、無事運航を再開に漕ぎつけるのか注目が集まります。参考記事:khaleejtimes Photo : Jet Airways