IAG(International Airlines Group)グループCEOのWillie Walsh(ウィリー・ウォルシュ)氏は、カタール航空はワンワールドを脱退する可能性が高いとの見方を明らかにしました。カタール航空CEO以外からの有力な人物によるこの話題への言及は、今回がはじめてになるかと思われます。
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先月18日にはニューヨークのメディア取材にてカタール航空のCEO Akbar Al Baker(アクバル・アル・ベイカー)氏が、2019年内にもワンワールドを脱退する可能性があることを明らかにしました。
前記事でお伝えしたと通り、カタール航空はアメリカでの以遠権などに対して不満をもっているほか、現在はアライアンスが機能していなくワンワード以外のエアラインからの乗り継ぎ客が多いのが現状で本来のあるべき姿と異なるとし、同アライアンスメンバーであるアメリカン航空とカンタス航空を名指しで非難し、ワンワールド脱退を示唆しています。
画像引用:breakingtravelnews
現在カタール航空は、キャセイパシフィック航空の株を10%、南米のラタム航空の株を10%、IAGグループ(創設のブリティッシュエアウェイズ、イベリア航空と、スペインLCCブエリング航空、アイルランドのエアリンガス、スペイン長距離LCCのレベルなどがグループメンバー)の株を20%、エアイタリーの株を49%保有しておりワンワールドグループに大きなな影響力を持つ存在となっていることから、カタール航空が脱退となると同社の資本の入ったエアラインにも何らかの影響が出ることが予想されます。
参考記事:ATW
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