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国交省、トラブル多発のANAウイングスに厳重注意

 国土交通省は、昨年度から重大インシデントを含めた安全上のトラブル等が相次いで発生しているため、ANAウイングスに厳重注意を行い、航空輸送の安全の確保に向けた更なる取組を検討の上、2025年9月19日までに再発防止策を報告するよう指示したことを明らかにしました。

【ANAウイングス株式会社による昨年度からの主な安全上のトラブル等】
◇2024年4月7日、米子空港において、同社の航空機が同空港へ進入中に緊急の回避操作を行った事案(重大インシデント)
◇2024年6月22日、中部国際空港において、同社の航空機が同空港へ向けて降下中に航空機内において気圧が低下した事案(重大インシデント)
◇2025年5月22日、広島空港において、同社の航空機が地上走行中に工事のため閉鎖された誘導路上で停止した事案
◇2025年8月20日、稚内空港において、同社の航空機が他の航空機等が使用中の滑走路へ着陸した事案(重大インシデント)

 これらの中には、運航乗務員による外部監視や飛行場対空援助業務を行う機関との通信設定といった基本動作を失念したことにより発生したものもあることから、安全管理システムの総点検を行った上で、必要な是正を行うとともに、安全統括のトップが率先して、航空安全に対する意識の再徹底を図り、現場を含めた貴社全体が高い緊張感をもって、更なる安全性向上に取り組むよう、厳重注意しています。

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