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飛行中にエンジンを停止させようとしたアラスカ航空の元パイロットに判決 判事「パイロットは完璧ではなく彼らも人間です」

 2023年10月22日、アメリカのアラスカ航空機にて、パイロットが飛行中に両エンジンの停止を試みて殺人未遂の容疑で逮捕される事件が発生しましたが、この一連の裁判において、裁判所は被告の元パイロットに対して服役期間の免除と3年間の保護観察処分を言い渡しました。

 この事件は、アラスカ航空傘下のホライゾン航空がE175で運航したシアトル発サンフランシスコ行きのAS2059便にて、ジャンプシートに着席していた被告人が、両エンジンを停止させるためにエンジン消火装置のハンドル2つを引こうとし、殺人容疑などで起訴されたものとなります。

 これまでの裁判では、5年間の保護観察と50日間の禁錮刑が言い渡されていましたが、被告人の弁護側は精神疾患などを理由に無罪を主張していました。

 2025年11月17日の裁判において判事は「パイロットは完璧ではありません。彼らも人間です。彼らは人間であり、誰もが時には助けを必要とします。」として精神疾患を認め、服役期間の免除と3年間の保護観察処分を言い渡しました。

 当時この元パイロットは、幻覚作用のあるキノコを服用し、40時間寝ずに精神状態に問題がある状態であったとされています。なおパイロットのライセンスを失った元パイロットは、現在薬物乱用カウンセラーになるために学校をに通い、高圧洗浄機のパートタイムの仕事をしています。Photo : Alaska Airlines

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