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アラスカ航空機にてパイロットが飛行中に両エンジンの停止を試みて殺人未遂の容疑で逮捕

 現地時間2023年10月22日、アメリカのアラスカ航空機にてパイロットが飛行中に両エンジンの停止を試みて殺人未遂の容疑で逮捕される事件が発生しました。

 このトラブルが発生したのは、アラスカ航空傘下のホライゾン航空がE175で運航したシアトル・ペインフィールド国際空港発サンフランシスコ国際空港行きのAS2059便となります。

 この運航便においては、コックピットに機長と副操縦士と非番のパイロットでコックピットへの入室が許可されジャンプシートに座っていた3名がいましたが、飛行中に非番のパイロットが両エンジンの停止を試みたことが発覚し、同機はポートランドにダイバートしました。

 その後非番パイロットは、殺人容疑などで逮捕され、現在FBIとFAAが取り調べを行っており、現在のところテロ組織との関連はないとみられるとしています。Photo : Alaska Airlines

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