ユナイテッド航空は、導入を予定するA350-900型機において、導入予定リストからA350を時事上外す形としています。
同社は、2009年にA350-900型機を25機発注し、その後複数の発注変更などを経て、現在までに45機を導入する予定で、納入時期については再三延期が続いている状態となっています。
今回導入予定リストから事実上外す形となったのは、同社が公開した証券取引書類から明らかになったもので、これまでA350の機材数が45機と記載されていたものが、最新のものでは0へと変更されました。
既報の通り同CEOは、自社のパイロットに対し2025年第4四半期にA350-900型機を導入するか否かを最終判断する予定であるとの通知を行ったとみられていますが、正式な発表はないものの、社内でA350の取扱いについて進展があった可能性があります。
ユナイテッド航空が再三にわたりA350の導入を延期している背景には、両社間で契約トラブルがあることが理由で、ユナイテッド航空は、A350のエンジン供給元であるロールス・ロイス社に重大な契約違反があったことから前払いしていた約1億7,500万ドルの返還が必要と主張していますが、ロールス・ロイス側はこれを拒否し、ユナイテッド航空に責任があると主張している状況となっています。Photo : United Airlines




