FSC 航空ニュース

デルタ航空、座席のリクライニング角度を浅くし個々の専有スペースを広げる取り組みを実施

デルタ航空は、国内線で使用されるA320において従来よりも座席のリクライニング角度が浅くなるように(倒せないように)改修する計画であることがわかりました。

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デルタ航空はA320を国内の1時間~2時間程の飛行時間の路線に投入していますが、この機種において試験的に座席を改修する計画です。(ファーストクラス16席、デルタ・コンフォートプラス18席、メインキャビン123席の計157席仕様)

ファーストクラスでは、5.5インチから3.5インチ、メインキャビンでは4インチから2インチに制限されます。※この数字は座席の上部部分の移動幅になります。

デルタ航空は今回の変更により座席を増やすなどといった計画はなく、あくまでも個人のスペースを確保するためとしています。
ライアンエアなどは、リクライニングできない仕様にしており、日本ではピーチがプレリクライニング機能(リクライニング済みの固定されたシート)のシートを一部機材で導入しています。

リクライニング関しては、時代は変われどFSC,LCCに限らず議論百出のテーマであり、今回の取り組みでデルタ航空が本格導入するのかが注目されます。
参考記事:bloomberg
画像引用:Delta airlines

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