川崎重工は名古屋第一工場において「787ドリームライナー」1000号機用前部胴体の完成したことを発表しました。今後1000号機用の前部胴体は、12月中にボーイング社へ納入される予定です。
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同社は、2005年よりボーイング787の開発・量産プロジェクト事業に参画し、前部胴体、主脚格納部および主翼固定後縁を担当しています。
その生産においては、当社独自の生産方式であるKPS※を推進するとともに、世界初の全複合材製胴体の一体成形など革新的な生産技術を多数導入し、旺盛な需要に対応するため、2006年から2015年にかけてボーイング787向けの名古屋第一工場を大幅に拡張したほか、2014年には世界最大級のオートクレーブを導入するなど生産体制を強化し、今日まで順調な生産を継続しています。
川崎重工は今後もボーイング社の787プログラムに貢献す
※KPS(カワサキ・プロダクション・システム):安定した品質確保のために誰が行っても同じ品質が確保できる標準作業と、その標準作業を守る職場規律を確立することを目指す、当社独自の生産方式。
画像引用:川崎重工
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