大手航空機メーカーのエアバスは、新型コロナウイルスの影響により同社の主力各機種において大幅な減産体制へ変更することを正式発表しました。
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減産体制の詳細は、A320が月産60機体制から40機、A330が月産3.5機から2機、A350は9.5機から6機へと変更となります。ライバルのボーイングも生産体制を縮小する計画であることが伝えられており、数カ月前の航空機のデリバリー遅れが指摘されていた頃と状況が一変しています。なお今回の減産は、需要低下以外にも欧州各国政府の外出禁止令も一因となっています。
これまで早期需要回復を予測して各エアラインが運航再開に備え人員を確保しているエアラインが多くありましたが、ウイルス問題の長期化を念頭に置いた計画に切り替えつつあり、従業員の解雇やリース機を早期返却する動きや新造機の受領を遅らせるエアラインが目立ち始めています。
画像引用:Airbus
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