FSC 航空ニュース

JALとマレーシア航空、2020年7月25日より共同事業を開始することを発表

JALとマレーシア航空は、2020年7月25日より共同事業を開始することを発表しました。

スポンサーリンク

両社は、2019年より日本=マレーシア路線における共同事業実施に向け準備を進め、2019年12月に独占禁止法適用除外申請の認可を取得していました。

今回の共同事業の開始によりダイヤ調整、運賃調整、貨物事業など更に深い協力関係を築くことになります。また、経営難とされるマレーシア航空は、今回の共同事業を経営再建の一環として考えていることが現地紙などで報道されています。

今回の発表に際しマレーシア航空のIzham Ismail CEOは、「両国間の旅行制限により、数か月の遅れの後、合同事業が本格的に開始されることに興奮しています。マレーシアと日本の政府間の二国間協議により、両国間の旅行バブルが成立し、国境を越えた旅行の制限が緩和されることを期待しています。フラッグキャリアである両社は、経済の回復に重要な役割を果たしており、この相乗効果により、両国の経済・観光が促進されると確信しています。」とコメントしています。

またJALの赤坂社長は、「ワンワールドメンバーのマレーシア航空との共同ビジネスパートナーシップを発表できることをうれしく思います。おもてなしを念頭に置いて、お客様が機内での空間を楽しんで、便利なフライトスケジュールとシームレスなサービスを提供できると確信しています。」とコメントしています。

【運航スケジュール】

Photo:JAL

スポンサーリンク

マレーシア航空、貨物専用便でA380を投入し26トンの貨物をロンドンまで輸送

マレーシアの大臣がエアアジアとマレーシア航空の統合も選択肢の一つとであると明かす

JAL、8月の国内線において計画比90%以上の運航を実施 緊急事態宣言以降最多

スポンサーリンク