マレーシア航空は、貨物専用便にA380型機を投入したことを発表しました。
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マレーシア航空傘下のMASKargoが運航を担当し、初便は4月28日のクアラルンプール発ロンドン行の貨物便に同機を投入しました。eコマース商品を中心に26トンの貨物が搭載され、復路のロンドン発では医療品や郵便物が搭載され、往復ともに貨物満載での運航になったとされています。
画像引用:MASKargo
当初の計画ではA350が投入される予定となっていたものの、貨物需要が大きく対応できなくなったことからA380の運用が実現したとされており、貨物便として運航するA380は恐らく初めてという認識であることを同社は明らかにしています。
また需要に応じてA380を再度投入することも検討しているとみられ、現況で運用が難しくなったA380の活用法を見出した形になります。また、エアライン名は未公開ながら、今後既存のA380を貨物機仕様に改修する契約をルフトハンザテクニックと結んだエアラインがあることが明らかになっており、どのような改修を行うのかや、どのA380のオペレーターなのかが注目されています。
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マレーシア航空、2020年7月1日より東京/成田・大阪/関西~クアラルンプール線を再開へ 両路線共にA350-900型機を投入予定
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