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ボーイング、B787の駐機スペースが不足 一部はモハーベ砂漠へ移動

ボーイングの主力機であるB787の製造拠点での駐機場所が不足しており、一部の航空機はモハーベ砂漠へ移動したことがわかりました。

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新型コロナウイルの影響による航空機需要の低下により、大多数のエアラインが新造機の受領を延期したことが影響しており、同機の製造拠点での駐機スペースが不足しています。

また運航停止が続くB737MAXが多くスペースを使用していることも影響しており、既にB737MAXに関しては不足分を従業員向けの駐車場に駐機するなどして対処していますが、B787のデリバリーも多くが停止されたことにより、駐機スペースは更に逼迫している模様です。

以上のことから、一部のB787は飛行機の墓場としても知られるモハーベ砂漠での保管するとみられ、既にフェリーされたことが確認されています。現在新型コロナウイルの影響により、B787の生産能力は月産14機から2020年内に10機とし、2022年まで月産7機へと更に減産体制とする計画です。参考記事:Bloomberg Photo : Boeing

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