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ユナイテッド航空のエンジントラブルで機体も損傷していたことが判明

先日発生したユナイテッド航空機のプラット&ホイットニーPW4000系列型のエンジントラブルにおいて、機体にも損傷が確認されていたことが明らかになりました。

損傷個所は、エンジン近くの胴体の腹部となり、エンジンの破損により、部品が散乱したことにより損傷したものとみられており、損傷個所が窓などの他の場所であれば、大きな被害で出た可能性も考えられています。




Photo : NTSB

現在のところNTSB(米国国家運輸安全委員会)の調査によると、エンジン内部のファンブレードの2枚において金属疲労とみられる痕跡が確認されており、これが今回のエンジン損傷の原因とみられていますが、このエンジンブレードにおいては、過去に実施された2010年と2015年のオーバーホール時においても兆候がみられており、当時は塗料が起因したものとして処理されていたことが明らかにされています。

なお今回のエンジントラブルにおいては、アメリカ・日本・イギリス・韓国において運航停止措置となっており、同型エンジンを搭載する機体への影響が広がっています。

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