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香港航空、7月からの6人の取締役交代による経営不安を指摘する報道に対してコメント

香港航空は、South China Mornig Postが報じた、香港航空の経営不安を指摘する報道に対して、問題なく運営されており今後もお客様に最高のサービスを提供することを約束するというコメントを発表しました。

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香港航空は以前から報道のある巨額債務を抱えるHNAグループ傘下のエアラインで、今回報道された内容は今年7月から取締役が6人交代したことにより経営を不安視する内容で、就航を予定しているロンドン、ニューヨーク線の延期や、新機材導入も延期となり予定している事業計画も達成されないだろうという指摘がなされました。

香港航空は、非公開企業であり財務状況を公開する必要性もなく、噂や憶測については一切コメントをしないとしていますが、上記の報道を受けてコメントが発表されたと推測されます。
香港航空は声明の最後に強調する形で、香港を拠点とするエアラインの一つとして今後も長期的な成長を維持することを約束するとしています。

様々な憶測が飛び交う香港航空を含めたHNAグループですが経営再建へ向けた海外資産の売却や機材の納入再開などの報道もあるだけに今後の同グループの先行きの予想は難しいのが現状です。

画像引用:Hongkong Airlines
参考記事:South China Mornig Post

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