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アメリカ側の羽田発着枠を巡り各社アピール合戦が続く

2020年の羽田発着枠をめぐりアメリカ側へ12枠を配分することが決まり、2月下旬にアメリカのエアラインから19往復分の路線申請がなされましたが、その後どのようなやり取りが起きているのかを簡単に紹介させて頂きます。

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羽田枠はオープンスカイの対象となっていないため、DOT(アメリカ合衆国運輸省)の裁量により配分され、同様に日本側は国交省により配分されます。既に各社が路線申請を終えているため、各社は申請路線実現に向け地元企業や有力者の支援の声をDOTへ提出した運航希望路線の開設へ向けアピールを続けています。

一例をあげると以下の様な書面が各路線ごとにDOTへ送られています。例)羽田~ロサンゼルス アメリカン航空

例)羽田~シアトル デルタ航空

現在のところDOTへの書簡は減少傾向にあるため今後一定の議論期間を経て仮配分される見込みで、どんなに遅くとも10月までには路線が決定します。いつ発表となるかの公式発表はありませんが、2016年のケースでは路線提出後から仮配分まで約3ヶ月の時間を要したことから、2019年は2月21日であり、おそらく同等の時間がかかることが予想されます。
また、仮配分前に日本側の発着枠の配分がされたことから、前回同様であれば先に日本側のアメリカ路線12枠の配分が決まり、アメリカ側の12路線が決まるという流れとなります。

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羽田空港2020年の発着枠配分の12枠をめぐるアメリカ側の申請内容の一覧

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