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アエロフロートロシア航空、A350の受領を控えA330の削減計画を開始へ

アエロフロートロシア航空は、来年に迫ったA350-900型機の導入を控え、既存の機齢を重ねたA330の退役を開始させます。退役初号機はVQ-BCQとなる予定です。

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同社のA330はB767-300ERの後続機として2006年に導入され、2015年に同社のB767の機材更新が完了しました。A330の導入によりアジアをはじめとした長距離線のネットワーク拡大が実現し、成田線にも長らく投入(現在はB777-300ER)され、来年開設が予定されている関西線でも投入予定となっています。

現在の計画ではA330-200とA330-300を合わせた22機を2021年末までに12機まで削減する予定としており、新しく導入するA350-900型機が後続機となります。

今後導入を予定しているA350-900型機は2020年初旬に受領を予定し、2020年3月29日からのモスクワ~ニューヨーク線に投入されることが発表されていて、その後はモスクワ~北京線5月1日、モスクワ~ソウル線6月1日、モスクワ~マイアミ線6月2日の投入が予定されています。

A350の機内レイアウトは、ビジネス28席、プレミアムエコノミー24席、エコノミー264席の計316席仕様で同社のワイドボディ機のビジネスクラスでは初めて全席通路にアクセスできるレイアウトとなっており、Cクラスの配列は1-2-1となります。現在のところ14機のA350が確定発注されており、オプションを含めると最大28機体制となる予定です。
画像引用:Aeroflot

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