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仁川空港、2020年から1時間あたり発着処理能力を増加させ70便へ

仁川空港は、2020年より1時間当たりの発着処理能力を向上させスロットを増加させることが明らかになりました。

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現状では1時間あたり65回となっていますが、2020年からは70回に増加させる予定となり年間16,000回の増便が期待されます。
 仁川空港は第2ターミナル開港など着実に規模が拡大していますが、出入国審査人材不足により新規就航・増便が難しい状況とされていました。 しかし2020年からは出入国審査に対応する人材が増員されスロットを増やすことができ、韓国国内の航空会社が増便できることから売上高は、7700億ウォン増えることが期待されています。

この他にも戦略的ルート(乗継路線など)に助成金を用意するほか、新路線のマーケティング費用を負担するなどし空港のネットワークを拡充する取り組みを行っています。

現在アジアでの空港の競争は激しくなっており、日本では成田空港が新たに長距離線誘致を目的としインセンティブ制度を取り入れるなどし路線誘致を行っています。仁川空港は2006年時点で乗継客が成田空港の半分程でしたが、2011年に成田空港を抜き、現在も成田空港を上回り、2020年には成田空港から羽田空港への路線移管により成田空港の乗継客が減少し仁川との差が更に広がることが予想されています。
参考記事:Hani
画像引用:Inchon Airport

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