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エミレーツ航空CEO、2020年6月末に退任へ 同社を世界有数のエアラインに成長させるなど多大な功績を残す

エミレーツ航空のTim Clark CEOは、2020年6月末をもってCEO職を退任することが明らかになりました。

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イギリス国籍の同CEOは、ブリティッシュカレドニアンエアウェイズ・ガルフエアーを経てエミレーツ航空の1985年の設立メンバーとして加わり2003年からエミレーツ航空のCEOとして指揮を執りました。

他社がビジネスモデルとして失敗したA380の運用を、同社は主力機として大量導入するなど他社とは一線を画す経営を行い成功しました。また常に最新鋭機を導入するなどし世界有数のエアラインにまで成長させたほか、業界内でも発言力があり、他社やメーカーを公然と批判するなどしており、あらゆる面で注目を集めました。

現在70歳の同CEOは来年6月末に退任してからは、アドバイザー(顧問)として留まることが明らかになっていますが、現在のところ後任は明らかになっていません。

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