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ロシアのUALとイリューシンが共同で開発を進めるIL-96-400Mが最終組み立てラインに移送 最大402席仕様のワイドボディ機

ロシアのユナイテッドエアクラフトコーポレーションと子会社にあたるイリューシンが共同で開発を進めるIL-96-400Mの初号機が最終組み立てラインに移送されました。

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画像引用:UAL ※トップ画面の画像は既存のIL-96

IL-96-400Mは、既存のIL-96の派生型となり4発エンジン搭載の長距離ワイドボディ機となります。炭素繊維の複合材の採用により機体重量の軽量化を実現し燃費性能が向上したほか、前モデルから改修されより強力となったAviadvigatel PS-90A1エンジンが搭載され、胴体も約10m長くなります。

座席構成は、3クラス仕様で305席、2クラス仕様で350席、1クラス仕様で402席となり、主にロシア国内の長距離線での使用が想定されています。

現在のところ年内に組み立てを完了させる計画で、2021年に初飛行を予定しています。

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