経営再建を目指すマレーシア航空の株式取得にエールフランスKLMグループ49%提示し、JALが25%の提示を検討しているとロイター通信をはじめ現地紙が報じました。
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この他にもエアアジアとインドネシアのライオンエアを資本とするマリンドエアも株式取得額を提示した模様であることが報じられています。
マレーシア航空を巡っては2014年に相次ぐ事故で経営危機に陥った際に、投資会社のKhazanah Nasionalがマレーシア航空を傘下に入れ15億ドルの資金を注入し、2019年には経営難から回復させる目標としていましたが、未だに改善していない状況となっており売却・解散を含め検討されています。
今回株式の取得にあたりエールフランスKLMグループは、メンテナンスサービスのハブをマレーシアに開設すること、JALはLCCを含めた東南アジアのハブにすること、エアアジアはグループのエアアジアXを含めた統合を検討していると伝えられています。
現段階でKhazanah Nasionalはエアアジアとの取引を望んでいるとされていますが、競争力確保のためにも海外からの投資が望ましいとの声もあり、最終的にどこへ落ち着くのか注目されます。
参考記事:Theedgemarkets
画像引用:Airbus
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