FSC 航空ニュース

ブリティッシュエアウェイズ、新型コロナウイルスの影響で中国線全便の運航を停止『乗員乗客の安全が最優先事項』と声明

ブリティッシュエアウェイズは、新型コロナウイルスの影響により中国線全便の運航を停止することを発表しました。

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同社は通常、ロンドン~上海・北京線を運航していますが1月と2月のフライトは全便運航停止する計画となっています。運休に際し『ご不便をかけ申し訳ございませんが、乗員乗客の安全が常に私たちの優先事項です』とコメントを発表しています。

現在のところイギリスでは新型コロナウイルスの感染者は確認されていませんが、英国の保健当局は潜伏期間があるため既に上陸している可能性を指摘しています。

ブリティッシュエアウェイズの他にもロシアのウラル航空、インドネシアのライオンエア、エアソウルなど続々と武漢以外の中国路線の運航を停止しており、今後他社も追従することが予想されます。
日本では地理的に相当数の中国線があることや物流の観点から、中国全線の運休決定の決断は非常に難しい判断となりますが今後どのような対応をとっていくのか注目されます。

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