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ブリティッシュエアウェイズなどの親会社のIAGグループCEOのWillie Walsh氏が2020年3月26日に退任

IAGグループ(創設のブリティッシュエアウェイズ、イベリア航空と、スペインLCCブエリング航空、アイルランドのエアリンガス、スペイン長距離LCCのレベルなどがグループメンバー)CEOのWillie Walsh氏が、2020年3月26日で退任することが発表されました。

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同氏は予てから60歳を前に退職する意向を示しており2020年3月26日よりCEO職から退き、6月30日に退職する予定で後任には現イベリア航空CEOのLuis Gallego氏が就任します。

同グループ会長のAntonio Vázquez氏は、Walsh氏は強力なリーダーシップを発揮しブリティッシュエアウェイズとイベリア航空の統合などを成功させ世界有数のエアライングループに成長させたことなど、これまでの功績に敬意を表するとしています。

またWalsh氏は、過去15年間IAGで多くの優秀な人々と仕事をすることができたことに感謝するとし、Luis氏はグループの中心メンバーであり、長年にわたってリーダーシップを示しており今後IAGの素晴らしいCEOになることは間違いないとコメントを発表しています。
Luis氏もコメントを発表し、過去7年間Walsh氏と仕事をすることは大きな喜びであったとし、今後この素晴らしい会社を率いることは大きな名誉であり同氏によって形成された強力な基盤を基に今後も同グループを成長させる事ができると信じているとしています。

同グループは、エアヨーロッパの株式取得を2020年後半まで行い今後イベリア航空傘下にする計画が発表されており、グループの規模が拡大する予定です。
画像引用:IAG

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