台湾航空当局は2020年1月31日、資金繰りの悪化により2019年12月13日から全便を運航停止としていた遠東航空の国内線および国際線の運航認可を取り消したことを発表しました。
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同社は、突如運航停止を発表した後に資金繰りに目途がついたとし、運航再開を目指す考えを表明していましたが、2016年のトランスアジア航空(復興航空)の運航停止以降、利用者に対し通告なしに運航停止することを罰する法律が制定されていたことから、当局は今回の遠東航空の対応が違法であることは明らかとし、300万台湾ドルの罰金を課すと共に航空運送事業許可を取り消しました。
これにより運航停止前まで定期チャーター便として運航されていた福島、秋田、新潟線の再開の見込みは無くなったことになります。※なお新たな投資家の支援のもと再度運航認可を求める申請は可能となっています。
画像引用:FAT
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