FSC 航空ニュース

ベトナムでも新型コロナウイルの影響が拡大 各社が政府へ支援を要求

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う航空需要の低下により、ベトナム市場でも状況が深刻化しており、各社政府へ支援を要求する考えであることがわかりました。

スポンサーリンク

ベトナム空港公社の発表では、トランジット客が前年同期比で20%減少しているとの発表があり、ベトナム航空は国内線は乗客が40〜50%減少、国際便は50%減少したことを明らかにし1週間あたり約12億円の損失が発生していることを明らかにしています。

またベトナム航空のミン会長は、政府へ報告書を提出し、着陸料や空港使用料の50%の免除、燃料輸入税の免除などを提案したことを明らかにしており、各社政府の支援策を希望していることが明らかになっています。
ベトナム国籍のエアラインの国際線の輸送量は、中国線が全体の約25%を占めており今回のウイルスの影響により多大なる影響を受けています。

これまでところ、ベトナム航空は余剰機材をリースに出す方針を明らかにしていますが、世界的に航空需要が低下している現段階で有効な手段であるかは不確かであり、他社も大幅なディスカウント価格で航空券を販売するなどしていますが大きな収益に繋がるとは考えづらく、政府の支援に無しに現況を乗り切るのは難しい状況まで事態は悪化しているものと推測されています。

スポンサーリンク

バンブーエアウェイズ、2021年の米国線開設へ向けB777Xの導入を検討

ベトジェットエア、中部国際空港・福岡空港・鹿児島空港への就航を発表

ベトナム航空、米運輸省よりアメリカまでの運航認可を取得 関西・中部の経由便の開設も可能に

スポンサーリンク