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デルタ航空、大韓航空の親会社の韓進KALの株式を追加取得 お家騒動で現会長を支持へ

デルタ航空は、共同事業を行う大韓航空の親会社にあたる韓進KALの株式を追加取得したことが明らかになりました。

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同社は、昨年9月時点で9.21%の持分を2020年2月21日の時点で11%に引き上げ、ゴールドマンサックスを介し約4,900万ドルで追加取得したものとみられます。

今回追加取得した経緯は、元副社長のチョ・ヒョナ氏(ナッツ姫)が現会長のチョ・ウォンテ(ナッツ姫弟)氏の3月の株主総会で退陣を求める動きがあることから、現会長を支持するものとなります。

チョ・ヒョナ氏は、前会長の死去により約6%の株式を保有しており、ファンドのKCGIと半島建設を味方につけ、同社の経営不振を理由に現会長の退陣を要求しています。
現会長には、デルタ航空、カカオ、母・妹が支持するものとみられますが、両者の支持は拮抗しているものとみられ、国民年金サービスの持分で結果が左右される可能性があります。なおデルタ航空は最大15%までの追加取得を検討していることが伝えられており、今後の経営権の行方が注目されます。

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